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マウスピース矯正でしゃべりにくいのはいつまで?滑舌が戻る期間と改善のコツ

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2026/02/02

マウスピース矯正でしゃべりにくいのはいつまで?滑舌が戻る期間と改善のコツ

マウスピース矯正を始めたら話しにくくなった?

マウスピース矯正を始めたばかりの方から、「サ行が言いにくい」「滑舌が悪くなった気がする」といったご相談をよくいただきます。

透明で目立たないマウスピース矯正は、見た目の面では非常に優れた治療法ですが、装着直後は口の中に異物が入ることで、発音に違和感を覚える方が多いのも事実です。特に、お仕事で人前で話す機会が多い方にとっては、この「話しにくさ」は切実な悩みですよね。

でも、ご安心ください。

マウスピース矯正による話しにくさは、ほとんどの場合「一時的なもの」です。多くの方が1〜2週間程度で慣れていき、日常生活に支障がないレベルまで回復します。

今回は、マウスピース矯正中の話しにくさがいつまで続くのか、どうすれば早く慣れることができるのか、そして滑舌を改善するための具体的な対処法について、詳しく解説していきます。

なぜマウスピース矯正で話しにくくなるのか?

マウスピース矯正を始めると、なぜ話しにくさを感じるのでしょうか。その主な原因は、「舌の動きが制限される」「口の中の感覚が変わる」という2つの要因にあります。

舌の動きが少しだけ制限されるから

マウスピースには約0.5mm程度の厚みがあります。わずかな厚みですが、これが歯全体を覆うことで、舌を置くスペースが少し狭くなります。

特に「サ行」「タ行」「ラ行」など、発音するときに舌先を上の前歯の裏側あたりにつける音は、舌の当たる位置が微妙に変わるため、少し言いづらく感じることがあります。これは、マウスピースが舌にあたることで、いつもと違う舌の動かし方を強いられるためです。

唇や口の筋肉がまだ慣れていないから

お口の中に新しい装置が入ることで、唇や頬の筋肉も、無意識のうちにいつもと違う動き方をしようとします。この、いわば「口の筋肉の戸惑い」が、一時的に滑舌の悪さや話しにくさとして感じられるのです。

また、マウスピースを装着していることに慣れるまで、無意識に口を開けてしまう方が多く、口の中が乾燥しやすくなります。口の中が乾燥することで舌がうまく動かせなくなり、滑舌が悪くなる傾向にあります。

話しにくさはいつまで続く?慣れるまでの期間

では、この話しにくい状態は一体いつまで続くのでしょうか。

多くの方が1〜2週間で慣れていく

もちろん個人差はありますが、多くの方が1週間から2週間ほどで、ほとんど気にならなくなっていきます。人間の適応能力は素晴らしく、お口の筋肉や舌がマウスピースのある状態に慣れてくると、脳が話し方を自動的に補正してくれるのです。

また、新しいマウスピースに交換した直後は、数時間〜1日程度、少し違和感が戻ることもありますが、これもすぐに慣れていくことがほとんどです。「自分だけずっとこのままだったらどうしよう…」と心配せず、まずは少し様子を見てみてください。

装着時間を守ることが早く慣れるコツ

医師から指示されている20〜22時間程度の装着時間を守れば、マウスピースに早く慣れていきます。マウスピースに慣れるのが早い人ほど、滑舌の悪さも早く改善されるでしょう。

正しい方法で装着していれば、2〜3枚目のマウスピースになるころには慣れて滑舌に影響をおよぼさなくなると考えられています。

マウスピース装着時に発音しにくい音とは?

マウスピースを装着しているときに特に発音しにくいのは「サ行」「タ行」「ナ行」「ラ行」です。

なぜこれらの音が発音しにくいのか

これらの音は上の前歯の裏側と舌の先を接触させないと発音できません。マウスピースを装着しているときに、マウスピースに当たらないように舌の動かし方が変わったり、ふだんとは舌の位置を変えざるを得なかったりするため、発音しにくいとされています。

サ行の発音の仕方に近いことから、英語の「th」の発音も難しくなるといわれています。ほかの発音も、人によってはしゃべりにくく感じるかもしれませんが、とくにこれらの音は発音しにくいとされています。

自身の名前や仕事の用語にこれらの音が入っていて発音する機会が多い方は、より滑舌の悪さをより感じるかもしれません。

滑舌の悪さを改善する具体的な方法

マウスピース矯正中の滑舌の悪さに悩むかもしれませんが、改善する方法もあります。滑舌の悪さを改善させたいと考える方は、次の方法を試してみましょう。

マウスピースを正しく装着する

マウスピースを正しい方法で装着することで、滑舌の悪さを改善できる可能性が高まります。チューイーを活用しながら正しい方法でマウスピースを装着しましょう。

マウスピースが浮いていると、喋るときに口のなかに圧力をかけられなくなるため喋りにくくなるといわれています。とくに、チューイーを使用せずに装着している場合はマウスピースを正しく着けられていない可能性が高いでしょう。

自身の発音を確認する

自分では発音しにくい、滑舌が悪いと思っていても、実はほかの人からするとまったく影響を及ぼしていないケースがあります。そのため、本当に自身の滑舌が悪くなっているのかをほかの人に聞いてもらって確認してみましょう。

思い込みによる不安が解消されるだけでも、気持ちが楽になります。

口の中の乾燥を防ぐ

マウスピースを装着している間は、こまめに水分補給を心がけましょう。また、唾液腺マッサージをして唾液量を増加させることも効果的です。口の中が乾燥すると発音が難しくなるため、潤いを保つことが重要です。

早く慣れるための滑舌トレーニング3選

「そうは言っても、少しでも早く慣れたい!」そんな方のために、ご自宅で簡単にできる滑舌トレーニングをご紹介します。無理のない範囲で、楽しみながら試してみてください。

練習法①:身近な文章を「音読」する

一番手軽で効果的なのが、新聞や本、ネットニュースなど、なんでも良いので声に出して読んでみる練習です。マウスピースを着けた状態で話すことに、舌や唇の筋肉を意識的に慣れさせていくことができます。

ゆっくりと話す練習をすることで発音が改善され、自然にしゃべりやすくなります。普段の会話でも意識的にゆっくりと話す練習をしてみましょう。

練習法②:楽しみながら「早口言葉」に挑戦

「なまむぎ なまごめ なまたまご」「かえるぴょこぴょこ みぴょこぴょこ…」少し言いづらい言葉をあえて発音することで、舌をコントロールする良いトレーニングになります。ゲーム感覚で楽しみながらやってみましょう。

特に「サ行」「タ行」「ナ行」「ラ行」の練習は、マウスピース装着中に難しく感じることが多いため、意識的にこれらの発音を練習することで、滑舌が改善され、しゃべりやすくなります。

練習法③:リラックスして「歌をうたう」

好きな歌を口ずさむのもおすすめです。リラックスした状態で、メロディーに合わせて口を動かすことで、自然と口周りの筋肉がほぐれ、マウスピースのある環境に馴染みやすくなります。

また、「あいうべ体操」を行うことも効果的です。口を大きく開けて「あー」「いー」「うー」「べー」と発音する体操で、口周りの筋肉を鍛えることができます。

マウスピースの装着方法と注意点

滑舌の悪さを改善するためには、マウスピースを正しく装着することが非常に重要です。

チューイーを必ず使用する

チューイーとは、マウスピースをしっかりとフィットさせるためのシリコン製のチューブです。マウスピースを装着した後、チューイーを噛むことで、マウスピースが歯にぴったりと密着します。

チューイーを使用せずに装着している場合、マウスピースが浮いてしまい、喋るときに口のなかに圧力をかけられなくなるため喋りにくくなります。必ずチューイーを活用しましょう。

装着時間を守る

大事な打ち合わせなど、どうしても気になる場合はマウスピースを外しても構いません。しかし、長時間マウスピースを外すと1日の着用時間がうまく取れずに、計画通りに歯が動かない可能性があります。

普段は慣れるためにも意識して着用し、大事な予定以外は外さないようにしましょう。医師から指示されている20〜22時間程度の装着時間を守ることが、早く慣れるための近道です。

マウスピースの変形や破損に注意

マウスピースが変形もしくは破損していた場合には、話しにくいのはもちろん、歯が治療計画通りに動かなくなって治療が大幅に遅れる可能性があります。マウスピースの変形や破損によって滑舌が悪い場合は、治療にも大きく影響をおよぼすため注意しましょう。

一定期間たっても話しにくさが改善されない場合

しゃべりにくさが改善されない場合、マウスピース装置の適合に問題がある可能性が高いです。通っている歯医者で装置と歯がしっかり適合しているのか確認をしてもらいましょう。

専門医に相談することの重要性

適合に問題の無い場合は、口筋トレーニングなどの発音しやすくなるような運動をするのをおすすめします。それでも改善が見られない場合は、担当の矯正医に相談し、マウスピースの調整や再作製を検討する必要があります。

痛みや不快感を感じる場合、マウスピース装置が歯と合っていない可能性があります。この場合は担当の矯正医に連絡して、マウスピースの調整や再作製することをおすすめします。

フィット感のチェック方法

しゃべったり、口元を動かしたりしたときに、マウスピースがずれることがないか確認しましょう。もしずれるような感覚があれば、マウスピース装置に問題が起きている可能性があります。

装着時に痛みや不快感を感じる場合、マウスピース装置が歯と合っていない可能性があります。早めに担当の矯正医へ連絡しましょう。

まとめ:話しにくさは乗り越えられる一時的なステップです

マウスピース矯正を始めたばかりの頃の話しにくい感覚や滑舌の悩みは、多くの人が経験する一時的なステップです。

話しにくさの原因は、お口が新しい環境に慣れようとしている証拠であり、慣れるまでの期間は1〜2週間が目安です。簡単なトレーニングで、慣れるまでの期間を早めることも期待できます。

「話すこと」への不安が、あなたがきれいな歯並びを手に入れるための障壁になっているとしたら、それはとても残念なことです。最初の頃はマウスピースに慣れずしゃべりにくさを感じるでしょうが、少しずつ慣れていくことで、普段の会話もスムーズになっていきます。

発音の練習や、しゃべりやすくなるための工夫を取り入れることで、矯正中のストレスを減らし、快適に過ごせます。

マウスピース矯正についてさらに詳しく知りたい方や、不安がある方は、ぜひ専門医にご相談ください。理想の歯並びを手に入れるための快適な矯正ライフをサポートします。

オーラルビューティークリニック クラリス歯科・矯正歯科では、インビザラインブラックダイヤモンドプロバイダーの資格を持つ引野院長が、豊富な経験と高い技術で治療を行っています。年間401件以上のインビザライン症例実績があり、22.4万円からマウスピース矯正治療を提供しています。

マウスピース矯正に関する不安や疑問は、どんな些細なことでも専門家である私たちにご相談ください。まずはカウンセリングで、あなたのお悩みやご希望をじっくりお聞かせいただけませんか?

詳しくはオーラルビューティークリニック クラリス歯科・矯正歯科の公式サイトをご覧ください。西国分寺駅から徒歩2分、土日も15時まで診療しており、完全個室の診療室で治療を行います。費用の分割払いにも対応していますので、お気軽にお問い合わせください。

 

著者情報

オーラルビューティークリニッククラリス歯科・矯正歯科院長 引野 貴之

経歴

神奈川歯科大学卒業
日本歯科大学附属病院にて勤務
都内の歯科医院にて副院長として6年勤務

学会・資格など

日本口腔インプラント学会会員(日本口腔インプラント学会認定100時間講習会修了)
公益社団法人 日本歯科先端技術研究所(JIAD)会員/JIAD インプラント認証医
インビザライン矯正 2024年 ブラックダイヤモンドドクター認定(国内約 10名)
スマイルトゥルー マウスピース型矯正認定取得
ハーモニー舌側矯正認定取得

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