シワの改善や
小顔効果に
ボトックス注射
ボトックスとは
ボツリヌス菌から抽出されるタンパク質を利用した薬剤で、
筋肉の動きを一時的に弱める効果があります。
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ボトックス注射とは
ボトックスとは、ボツリヌス菌から抽出されるタンパク質を利用した薬剤で、筋肉の動きを一時的に弱める効果があります。美容分野では、シワの改善や小顔効果を目的として使われます。歯科治療といえば虫歯治療や歯列矯正が思い浮かぶかもしれませんが、歯科分野では、筋肉の緊張を和らげるためにボトックス注射が使用されることがあります。 主に食いしばりや歯ぎしり、顎関節症の症状を緩和する目的で用いられます。また、美容目的では、ガミースマイルの改善にも効果的です。効果は数ヶ月間持続し、その後は定期的な施術が必要です。
Recommendボトックス注射は、
以下のような
悩みをお持ちの方に
特におすすめです。
- 歯ぎしりや食いしばりがある方
顎の筋肉の過度な緊張が原因で発生する、歯ぎしりや食いしばりの症状を緩和します。
これにより、歯や顎関節への負担を軽減し、長期的なダメージを防ぐことができます。 - 顎関節症の症状を緩和したい方
顎関節症は、顎の痛みやクリック音を伴う症状で、ボトックス注射によって筋肉の緊張を緩和することで痛みを軽減する効果が期待されます。 - ガミースマイルを改善したい方
笑ったときに歯茎が広く露出してしまう「ガミースマイル」の改善には、ボトックス注射が用いられます。
主に、上唇を持ち上げる筋肉が過度に発達して緊張している場合に効果的です。ボトックス注射によって、この筋肉の動きを抑え、歯茎が目立ちにくくなることで、より自然な笑顔を作ることができます。
ボトックス治療の効果
歯科でのボトックス注射は、主に筋肉の緊張を緩和するために使用され、以下のような効果が期待されます。
- 歯ぎしり・食いしばりによる歯の磨耗や頭痛や肩こりを緩和
- 咬筋の発達によるエラ張りを改善
- ガミースマイルの改善
- 口元のほうれい線や顎先の梅干しシワの改善
- 歯ぎしりが原因で進行する歯周病の予防
歯ぎしり・食いしばりによる悪影響
歯ぎしりや食いしばりは、以下のようなさまざまな悪影響を引き起こします。
- 首こり・肩こり・頭痛
- 睡眠の質の低下
- 顎関節症の発症
- 歯のひび割れや破折
- 歯の破折による見た目の影響
- 詰め物、被せ物が外れやすくなる
- 歯の摩耗・噛み合わせの悪化
- 歯周病を進行させてしまう
当院のボトックス治療の特徴
当院では、歯科分野での豊富な経験を持つ歯科医師がボトックス注射を担当します。
患者様の症状やご希望に合わせた施術を行い、自然な仕上がりと安全性を重視しています。リラックスした環境で治療を受けることができます。
当院で行うボトックス注射には、以下のような特徴があります。
①歯科治療で行う安全な施術
歯科医院でのボトックス注射は、咬筋や顎周りの筋肉に関する知識が豊富な歯科医師によって行われるため、安全な施術が可能です。
特に歯ぎしりや食いしばり、顎関節症の改善を目的としたボトックス治療においては、筋肉や骨格の理解が深い歯科医師による注射が効果的です。
②認知行動療法の併用
ボトックスで物理的な筋肉の緊張を緩和し、即効性のある効果を得られ、認知行動療法で歯ぎしりや食いしばりを自覚することで、行動パターンの改善を図り、根本的な原因にもアプローチします。
認知行動療法の併用により、症状の再発を防ぎます。
ボトックス注射をする部位
①咬筋
咬筋は、顎のエラ辺りにある筋肉で、咀嚼筋の一つです。
この筋肉にボトックスを注入することで、食いしばりや歯ぎしりで強い力が加わることを緩和させます。
また、発達した咬筋の強張りがゆるみ、小顔効果も期待できます。
②上唇挙上筋
上唇を引き上げる働きをする上唇挙上筋の働きが強くなりすぎていることでガミースマイルになっている場合、この筋肉にボトックスを注入し、筋肉の緊張を和らげることで、ガミースマイルを改善します。
ボトックス注射のメリット・デメリット
ボトックス注射のメリット
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①即効性がある
3〜4日ほどで効果が現れ、短期間で症状の緩和が期待できます。
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②自然な仕上がり
適切な量の注入で、自然な表情を維持しながら効果を発揮します。
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③外科手術が不要
手術を行わないため、体への負担が少ないです。また、即日で完了し、10〜15分ほどの短い時間の施術で済みます。
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④ダウンタイムが短い
ボトックス注射のダウンタイムは2〜3日程度です。長く続いても1〜2週間で落ち着きます。
ボトックス注射のデメリット
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①効果は一時的
3〜6ヶ月ほど効果が続きますが、永続的なものではないため、少しずつ効果が薄れていきます。持続させるためには定期的な施術が必要です。
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②副作用のリスク
注射部位に一時的な内出血や痛み、腫れが生じる場合があります。
また、一時的に筋肉の力が弱くなり、食事に違和感を感じることがあります。まれに、アレルギー反応が現れることもあります。
当院のボトックス注射の流れ
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01
初診・カウンセリング
カウンセリングにて患者様の現在の症状やお悩みについて伺います。
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02
診断・治療計画
具体的な施術内容や注入箇所を決定します。
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03
施術
咬筋という顎の外側のエラのあたりにボトックスを注入します。
注射を打つので、針を刺す痛みを感じます。 注射後は、少し重くなるような感覚になります。
注射後のダウンタイムは無く、そのままご帰宅いただくことができます。 -
04
経過の確認
施術後の経過を観察し、必要に応じてフォローアップを行います。
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05
メンテナンス
問題がなければ定期検診やメンテナンスで3〜6ヶ月に1回みていきます。
効果が切れたころに再度行う必要があります。