マウスピース矯正とワイヤー矯正の違い〜あなたに最適な選択は?

マウスピース矯正とワイヤー矯正の違い〜あなたに最適な選択は?

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2025/09/26

マウスピース矯正とワイヤー矯正の違い〜あなたに最適な選択は?

マウスピース矯正とワイヤー矯正の基本的な違い

歯並びを美しく整えたいとお考えの方は多いのではないでしょうか。矯正治療を検討する際、最初に直面するのが「マウスピース矯正」と「ワイヤー矯正」のどちらを選ぶかという問題です。

透明なマウスピースで目立たない矯正を希望される方が増えていますが、従来のワイヤー矯正にも確かな実績があります。それぞれの特徴を理解することで、あなたに最適な選択ができるようになります。

私はオーラルビューティークリニッククラリス歯科・矯正歯科の院長として、インビザラインによるマウスピース矯正を数多く手がけてきました。ブラックダイヤモンドプロバイダーの認定を受けており、年間401症例以上のインビザライン治療実績があります。

見た目で選ぶ?目立ちにくさの比較

矯正治療を始める際に最も気になるポイントの一つが「見た目」ではないでしょうか。特に社会人の方は、仕事や人間関係への影響を心配されます。

マウスピース矯正は透明なプラスチック製のため、数メートル離れると装着していることがほとんど分からないほど目立ちません。接客業や営業職など、人と接する機会が多い方にとって、この「目立ちにくさ」は大きな魅力です。

一方、ワイヤー矯正は金属製のブラケットとワイヤーを使用するため、どうしても目立ってしまいます。近年では白いセラミック製や透明なブラケットも選べるようになり、従来の金属製よりは目立ちにくくなっていますが、マウスピース矯正と比べると視認性は高いです。

見た目を最優先するなら、マウスピース矯正が圧倒的に優位と言えるでしょう。

「矯正中であることを周囲に気づかれたくない」という方には、インビザラインのような透明性の高いマウスピース矯正をおすすめします。

治療効果と適応症例の違い

矯正方法を選ぶ際に最も重要なのは、ご自身の歯並びの状態に適した治療法かどうかという点です。すべての症例にマウスピース矯正が適用できるわけではありません。

ワイヤー矯正は、軽度から重度まであらゆる不正咬合に対応できる万能な治療法です。特に大きく歯を動かす必要がある場合や、奥歯を含めた全体的な咬み合わせの調整が必要な場合に効果的です。

一方、マウスピース矯正は技術の進歩により対応できる症例が広がってきていますが、依然として限界があります。特に大幅な歯の移動が必要な場合や、複雑な回転運動を要する症例では、効果が限定的な場合があります。

当院では、患者様の症状に合わせた最適な矯正方法をご提案しています。インビザラインでの治療が難しい場合でも、他の矯正法でフォローすることが可能です。

ワイヤー矯正が得意な症例

ワイヤー矯正は以下のような症例に特に効果的です:

  • 大きく歯を動かす必要がある場合
  • 奥歯を含めた全体的な咬み合わせの調整が必要な場合
  • 歯を回転させるなど複雑な動きが必要な場合
  • 抜歯を伴う治療が必要な場合

マウスピース矯正が得意な症例

マウスピース矯正は以下のような症例に適しています:

  • 軽度から中等度の歯並びの乱れ
  • 歯と歯の間隔が空いている場合(すきっ歯)
  • 前歯の傾きを修正する場合
  • 奥歯を後ろに移動させる必要がある場合(遠心移動)

患者様の歯並びの状態によっては、マウスピース矯正とワイヤー矯正を組み合わせた治療も効果的です。まずはカウンセリングで詳しく診断させていただきます。

日常生活への影響の違い

矯正治療は長期間にわたるため、日常生活への影響も重要な選択基準となります。マウスピース矯正とワイヤー矯正では、食事や歯磨きなど日常的な行為に大きな違いがあります。

食事の制限

ワイヤー矯正の場合、食べられるものに制限があります。粘着性の高いガムやキャラメル、お餅といった食べ物は矯正装置に付着してしまう可能性があるのでNGです。また、歯で噛みちぎらなければいけない硬めのパンやスルメイカなども、強い力で噛んだときに矯正装置が外れてしまう可能性があります。

一方、マウスピース矯正の場合、食事中はアライナーを取り外すことができるので、今までと変わりなく食事を楽しむことができます。ただし、マウスピースをしたまま、うっかり熱いお茶などを飲んでしまうとマウスピースが変形してしまう恐れがあるので注意が必要です。

歯磨きのしやすさ

ワイヤー矯正の場合は、金属の矯正装置をつけているため歯磨きには工夫が必要になります。矯正装置の間は、食べかすが残りやすく、丁寧に磨くためには歯ブラシだけでなく歯間ブラシやタフトブラシなどを使う必要があります。

マウスピース矯正の場合はアライナー(矯正装置)の脱着ができるので、今までと同じように歯磨きができます。これにより、虫歯や歯周病のリスクを低減できるのが大きなメリットです。

装着時間と自己管理

マウスピース矯正の最大の特徴は取り外しができることですが、それは同時に自己管理の責任も伴います。効果を最大限に得るためには、1日20時間以上の装着が必要です。食事や歯磨き以外は常に装着する必要があり、この装着時間を守れないと治療効果が十分に得られません。

ワイヤー矯正は装置が固定されているため、常に矯正力が働いています。自己管理の面ではマウスピース矯正より有利ですが、その分、装置の違和感や不便さを常に感じることになります。

痛みや違和感の違い

矯正治療では、歯を動かす際に歯周組織に圧力がかかるため、ある程度の痛みや違和感は避けられません。しかし、マウスピース矯正とワイヤー矯正では、その感じ方に違いがあります。

ワイヤー矯正では、装置の装着直後や調整後に比較的強い痛みを感じることがあります。特に装置が歯に取り付けられた直後は、歯が少しずつ移動するため、違和感や痛みを感じることが多いです。また、ワイヤーの調整を受けた後は、数日間は歯に圧迫感を感じ、痛みが伴うことがあります。

マウスピース矯正は、弱い力で少しずつ歯を動かすため、痛みを感じにくいのが特徴です。新しいマウスピースに交換した直後は軽い違和感や圧迫感を感じることがありますが、通常は数日以内に慣れてきます。

また、ワイヤー矯正では装置が唇や頬の内側に当たって傷ができることがありますが、マウスピース矯正ではそのような問題はほとんど発生しません。

痛みや違和感に敏感な方、矯正治療に対する不安が強い方には、マウスピース矯正の方が向いているかもしれません。

治療期間と通院頻度の違い

治療期間については、人それぞれ歯並びの状態によって異なるため、一概に言うことはできません。症例によっては数ヶ月〜2年以上と大きく異なります。

ワイヤー矯正は、矯正装置をつけっぱなしにするため常に矯正の力が働いています。また、ワイヤーによる力はマウスピース矯正に比べて強いため、場合によっては治療期間が短くなることがあります。通院頻度は基本的に1ヶ月に1回程度で、その都度ワイヤーの調整を行います。

マウスピース矯正の場合、1〜2週間ごとに新しいマウスピースに交換していきますが、通院頻度は2〜3ヶ月に1回程度と少なくて済みます。これは、あらかじめ複数のマウスピースをお渡しするため、ご自身で交換できるからです。

忙しい方や通院が難しい方には、マウスピース矯正の方が生活スタイルに合っているかもしれません。当院のインビザライン治療では、光学3Dスキャナ「iTero Element」を導入しており、従来のシリコーン印象よりも約2週間早く治療を開始できるのも特徴です。

費用の違い

矯正治療の費用は、症例の難易度や治療期間によって大きく異なります。一般的に、マウスピース矯正はワイヤー矯正と比較してやや高額になる傾向があります。

当院のインビザライン矯正の費用は、症例の難易度や治療期間によって以下のように設定しています:

  • 軽度の矯正(3ヶ月):28万円
  • 中軽度の矯正(6ヶ月):40万円
  • 中度の矯正(1年):50万円
  • 通常の矯正(1年〜2年):70万円

ワイヤー矯正の場合も、症例によって費用は異なりますが、一般的にはマウスピース矯正よりもやや安価な傾向があります。ただし、セラミックブラケットなど見た目に配慮した装置を選ぶと、費用が高くなることもあります。

費用面だけで選ぶのではなく、ご自身の歯並びの状態や生活スタイル、治療に求めるものを総合的に考慮して選択することをおすすめします。

あなたに最適な矯正方法の選び方

これまで説明してきたマウスピース矯正とワイヤー矯正の違いを踏まえて、あなたに最適な矯正方法を選ぶためのポイントをまとめます。

マウスピース矯正がおすすめの方

  • 矯正装置を目立たせたくない方
  • 食事や歯磨きの制限をできるだけ避けたい方
  • 痛みや違和感に敏感な方
  • 金属アレルギーがある方
  • 通院頻度を少なくしたい方
  • 自己管理ができる方

ワイヤー矯正がおすすめの方

  • 複雑な歯列不正がある方
  • 大きく歯を動かす必要がある方
  • 自己管理が苦手な方(装置の装着時間を守れるか不安な方)
  • できるだけ治療期間を短縮したい方
  • 費用をできるだけ抑えたい方

最終的には、歯科医師による診断と相談が必要です。当院では無料カウンセリングを行っていますので、まずはご自身の歯並びの状態を専門家に診てもらい、最適な治療法についてアドバイスを受けることをおすすめします。

まとめ:あなたの生活スタイルに合った選択を

マウスピース矯正とワイヤー矯正、どちらが「良い」「悪い」というわけではなく、それぞれに特徴があります。大切なのは、ご自身の歯並びの状態、生活スタイル、優先したいポイントを考慮して選ぶことです。

マウスピース矯正は、目立ちにくく取り外しができるため日常生活への影響が少ないという大きなメリットがあります。特に社会人の方や人前に立つ機会の多い方に選ばれています。一方、ワイヤー矯正は幅広い症例に対応でき、確実な治療効果が期待できます。

当院ではインビザラインを中心としたマウスピース矯正を提供していますが、患者様の状態に合わせて最適な治療法をご提案しています。インビザラインブラックダイヤモンドプロバイダーとして、高い技術と豊富な経験で患者様の美しい笑顔をサポートします。

矯正治療は長期間にわたるものですから、しっかりと理解した上で選択することが成功への近道です。まずは無料カウンセリングで、あなたに最適な矯正方法を一緒に見つけていきましょう。

著者情報

オーラルビューティークリニッククラリス歯科・矯正歯科院長 引野 貴之

経歴

神奈川歯科大学卒業
日本歯科大学附属病院にて勤務
都内の歯科医院にて副院長として6年勤務

学会・資格など

日本口腔インプラント学会会員(日本口腔インプラント学会認定100時間講習会修了)
公益社団法人 日本歯科先端技術研究所(JIAD)会員/JIAD インプラント認証医
インビザライン矯正 2024年 ブラックダイヤモンドドクター認定(国内約 10名)
スマイルトゥルー マウスピース型矯正認定取得
ハーモニー舌側矯正認定取得

オーラルビューティークリニック
クラリス 歯科・矯正歯科

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東京都国分寺市泉町2-9-1
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