インビザラインは通院頻度が少ない?忙しい方必見の矯正治療
インビザラインとは?透明なマウスピース型矯正装置の特徴
インビザラインは、ほぼ透明のマウスピース型矯正装置(アライナー)を使用した歯の矯正治療法です。従来のワイヤー矯正とは異なり、目立たない見た目と取り外し可能な特徴から、近年多くの方に選ばれています。
透明なマウスピースを装着するため、人前に出る機会が多い方でも気兼ねなく矯正治療を受けられるのが大きな魅力です。金属を使わないため、金属アレルギーの心配もありません。
インビザラインの最大の特徴は、3Dシミュレーションシステムによって治療過程(歯の動き)を事前に確認できる点です。これにより、治療開始前に最終的な歯並びをイメージすることができます。
世界で1500万人以上に支持されているこの矯正システムは、型取りは1回のみで済み、全世界のデータを集積しているため対応できる症例幅が広いことも特徴的です。

インビザラインの通院頻度はどのくらい?
「忙しくて頻繁に通院できないけど、歯並びを治したい…」
このような悩みを持つ方にとって、インビザライン矯正は通院頻度が少ないという大きなメリットがあります。一般的なワイヤー矯正では月に1回程度の通院が必要ですが、インビザラインの場合はどうでしょうか?
治療初期は1ヶ月に1回の通院
インビザライン矯正を始めたばかりの頃は、1ヶ月に1回程度の通院が推奨されています。これは、マウスピースの装着方法や管理方法に慣れるためです。
マウスピースは1日20〜22時間の装着が必要で、正しく装着できているかの確認が重要になります。また、初期段階では歯の動きや口腔内の状態を丁寧に確認する必要があるため、月1回の通院が基本となります。
慣れないうちは正しくアライナーを着脱できているか確認してもらう必要があります。また、治療によってトラブルが起きていないかを検査し、生活をするうえで困っていることはないかを確認します。
慣れてきたら2ヶ月に1回の通院へ
インビザラインの取り扱いに慣れてきたら、通院頻度は2ヶ月に1回程度となります。
これはワイヤー矯正(月1回の通院が標準)と比較すると、かなり通院の負担が軽減されます。1年間では6回程度の通院で済むため、忙しい方でも無理なく続けられるのが大きな魅力です。
通院頻度が少なくて済む理由は、インビザラインの独自性にあります。治療開始当初にすべてのアライナー(マウスピース)を作成するため、通院のたびにワイヤーを調整する必要がないのです。
あなたは通院の負担が少ないことに魅力を感じませんか?
インビザライン通院時に行うこと
インビザライン矯正中の通院では、単にマウスピースを受け取るだけではありません。治療がスムーズに進むよう、さまざまな確認が行われます。
計画通りに歯が動いているかの確認
インビザライン治療の通院で最も重要なのは、計画通りに歯が動いているかを確認することです。
1〜2ヶ月の間は患者さんに管理をお任せする形になるので、その間にしっかり歯が動いていたかどうかを、通院時に担当矯正医がしっかり確認します。
マウスピースがしっかり歯にはまっていなかったり、装着時間が不足していたりすると、適切な矯正力が歯にかかりません。もし治療計画に遅れが出ている場合は、マウスピースがしっかり装着できているかや、装着時間が守れているかなどもチェックします。
予定通り歯が動いていないと、治療期間が長引いたり、思った通りの歯列にならなかったりするため、定期的な通院が大切です。
虫歯や歯周病のチェック
インビザライン矯正治療中は、虫歯や歯周病のリスクを定期的にチェックします。
マウスピース矯正は取り外しができるため、ほぼいつも通りに歯磨きができるメリットがあります。そのため、ワイヤー矯正に比べて磨き残しを軽減できるでしょう。
しかし、歯磨きをせずにマウスピースを装着したり、マウスピースを装着したまま水以外の飲食物を摂取したりすると、虫歯・歯周病のリスクは上がります。
もし矯正治療中に虫歯や歯周病が進行してしまうと、治療が一時中断してしまうリスクもあります。定期的な来院の際には、お口の中に問題がないかしっかり確認し、リスクのある部分に関しては必要な指導を行います。

インビザラインのメリット・デメリット
インビザライン矯正を検討する際は、そのメリットとデメリットをしっかり理解しておくことが大切です。通院頻度の少なさ以外にも、多くの特徴があります。
インビザラインの主なメリット
インビザラインには、以下のような多くのメリットがあります。
- 目立たない矯正装置:透明なマウスピースなので、人前での会話や笑顔に自信が持てます
- 取り外し可能:食事や歯磨きの際に取り外せるため、食べ物の制限がなく、口腔ケアも簡単です
- 通院回数が少ない:2ヶ月に1回程度の通院で済むため、忙しい方でも続けやすいです
- 痛みが少ない:比較的弱い力で歯を移動させるため、従来の矯正に比べて痛みが少ないです
- 金属アレルギーの心配なし:プラスチック製のため、金属アレルギーの方でも安心して使用できます
- 3Dシミュレーション:治療前に最終的な歯並びを確認できるので、治療のゴールがイメージしやすいです
私の臨床経験から言えば、特に社会人の方々に「通院頻度の少なさ」は非常に喜ばれるポイントです。
インビザラインの主なデメリット
一方で、以下のようなデメリットも理解しておく必要があります。
- 自己管理が必要:1日20時間以上の装着が必要で、患者さん自身の管理意識が治療成功の鍵となります
- 適応症例に制限あり:症状によっては治療できないケースがあります
- マウスピースの紛失リスク:取り外し可能なため、紛失する可能性があります
- 費用:一般的に従来の矯正治療と比較して費用が高くなる傾向があります
特に自己管理の必要性は重要なポイントです。決められた時間マウスピースを装着しないと、予定通りに歯が動かず、治療期間が延びてしまうことがあります。
インビザラインの治療の流れ
インビザライン矯正治療は、以下のような流れで進みます。各ステップでどのようなことが行われるのか、詳しく見ていきましょう。
無料カウンセリングから治療開始まで
まずは無料カウンセリングから始まります。カウンセラーが概要の説明や理想の歯並びなどの問診を行い、口腔内の簡易資料を採取します。その後、歯科医師がインビザラインでの治療が可能かを診断します。
治療を受ける場合は、精密検査(レントゲン撮影、写真撮影、歯型取りなど)を行います。その結果を踏まえ、具体的な治療計画をご説明します。
次に、光学3Dスキャナー「iTero Element」で口腔内をスキャニングします。これにより、従来のシリコーン印象よりも約2週間早く治療を開始できるメリットがあります。
スキャンデータをもとに、コンピュータ上で治療計画のシミュレーション「ClinCheck」を作成します。現在の歯並びから完成までをご確認いただき、承認いただくとアライナーの製造が開始されます。
治療中の流れと保定期間
アライナーが完成したら、実際に装着していただきます。あわせて治療計画を再度説明し、マウスピースの管理方法などについてもご案内します。
その日から治療開始となり、治療計画に沿って毎日22時間以上マウスピースを装着していただきます。2ヶ月に一度、来院いただき治療経過の確認を行います。
歯並びが整っても、まだ終わりではありません。後戻りを防ぐための保定期間があります。これは従来の矯正装置でも同じですが、インビザラインでも保定装置を使用して歯並びを維持します。
治療全体の期間は症例によって異なりますが、軽度の矯正(3ヶ月)から通常の矯正(1年〜2年)まで、さまざまなケースがあります。
インビザラインの費用と種類
インビザライン矯正の費用は、治療の範囲や難易度によって異なります。一般的な費用相場と、当院での料金体系をご紹介します。
インビザラインの費用相場
インビザラインの費用相場は、矯正する範囲や歯並びの状態によって大きく変わります。一般的に、部分矯正では50〜70万円、全体矯正では70〜120万円程度が相場となっています。
当院では、症状の程度に応じて以下のような料金体系を設けています。
- 軽度の矯正(3ヶ月):28万円
- 中軽度の矯正(6ヶ月):40万円
- 中度の矯正(1年):50万円
- 通常の矯正(1年〜2年):70万円
また、通院ごとの調整料として4,400円〜5,500円程度が一般的な相場です。
インビザラインの種類と適応症例
インビザラインには、症例の複雑さや治療範囲によって複数のプランがあります。
インビザライン コンプリヘンシブ(旧インビザライン フル)は、すべての歯を対象とした矯正プランです。軽度から重度の歯並びの乱れまで幅広く対応できます。
インビザライン モデレートは、中程度の歯並びの乱れに対応したプランです。コンプリヘンシブよりも比較的費用を抑えつつ、しっかりと矯正したい方に向いています。
また、前歯など特定の部分のみを矯正する部分矯正プランもあります。見た目を改善したい方や、以前に矯正治療を受けた後に一部後戻りした方などに適しています。
当院ではこれらに加えて、小児期の矯正、中学生・高校生の矯正、大人の矯正(就活矯正)、妊娠中の矯正(マタニティ矯正)など、様々なライフステージに対応した矯正治療を提供しています。

インビザラインの正しいケアと管理方法
インビザライン治療を成功させるためには、マウスピースの正しいケアと管理が欠かせません。日常生活での注意点をご紹介します。
マウスピースの保管とケア方法
インビザラインのマウスピースは、適切に保管・ケアすることで清潔さを保ち、効果的な治療につながります。
- 専用のケースに保管する:紛失や破損のリスクを防ぐため、専用ケースに保管しましょう
- 適切な温度と湿度で保管する:高温や高湿度に弱いため、直射日光や車内などの暑い場所での保管は避けましょう
- 毎日のブラッシングと洗浄:マウスピースを取り外す際には、歯をブラッシングし、マウスピースも軽くブラッシングしてください
- 飲食時の注意:マウスピースを装着している間は、水以外の飲食物を摂る際には取り外すことを忘れないでください
私が患者さんによく伝えるのは、「マウスピースは第二の歯」という考え方です。歯と同じくらい丁寧にケアすることで、治療効果を最大限に引き出せます。
治療を長引かせないためのポイント
インビザライン治療を予定通りに進めるためには、以下のポイントを守ることが重要です。
- 1日20〜22時間の装着:食事と歯磨き以外の時間はマウスピースを装着しましょう
- 定期的な通院:予約された通院日は必ず守りましょう
- 指示通りのマウスピース交換:通常2週間ごとに新しいマウスピースに交換します
- 口腔内を清潔に保つ:虫歯や歯周病の予防のため、歯磨きを丁寧に行いましょう
特に装着時間は治療成功の鍵です。「少しくらい外していても大丈夫」と思わず、指示された時間はしっかり装着することが大切です。
まとめ:インビザラインは忙しい方にぴったりの矯正治療
インビザラインは、透明なマウスピースを使った目立ちにくい矯正治療法で、特に忙しい方にとって通院頻度が少ないという大きなメリットがあります。
治療初期は月1回、慣れてきたら2ヶ月に1回程度の通院で済むため、仕事や学業で忙しい方でも無理なく続けられます。また、透明で取り外し可能なため、見た目や食事の制限を気にせず矯正治療を受けられます。
ただし、治療の成功には1日20時間以上の装着など、自己管理が重要です。マウスピースの正しいケアと管理を行い、定期的な通院を守ることで、効果的な治療結果を得ることができます。
インビザラインは世界で1500万人以上に支持されている矯正システムで、当院でも多くの患者さんが満足のいく結果を得ています。歯並びでお悩みの方、特に通院の負担を減らしたい忙しい方は、ぜひインビザライン矯正をご検討ください。
あなたも美しい歯並びで、自信に満ちた笑顔を手に入れませんか?まずは無料カウンセリングで、あなたに最適な矯正治療プランをご提案いたします。

著者情報
オーラルビューティークリニッククラリス歯科・矯正歯科院長 引野 貴之
経歴
神奈川歯科大学卒業
日本歯科大学附属病院にて勤務
都内の歯科医院にて副院長として6年勤務
学会・資格など
日本口腔インプラント学会会員(日本口腔インプラント学会認定100時間講習会修了)
公益社団法人 日本歯科先端技術研究所(JIAD)会員/JIAD インプラント認証医
インビザライン矯正 2024年 ブラックダイヤモンドドクター認定(国内約 10名)
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