知らないと損する！国分寺のインビザライン治療で使える医療費控除の仕組み

2025/07/25

知らないと損する！国分寺のインビザライン治療で使える医療費控除の仕組み

医療費控除とは？インビザライン治療が対象になる条件

歯並びを美しく整えるインビザライン治療。治療費が高額になりがちなため、少しでも負担を軽減できる方法があれば知っておきたいですよね。そこで注目したいのが「医療費控除」という制度です。

医療費控除とは、1年間（1月1日から12月31日まで）に支払った医療費が10万円を超えた場合、確定申告をすることで税金の一部が還付される制度です。インビザライン治療を含む歯科矯正も、条件を満たせば医療費控除の対象になります。

しかし、「インビザライン治療は美容目的だから対象外なのでは？」と思われている方も多いのではないでしょうか。実は、治療の目的によって医療費控除の適用可否が変わってくるのです。

インビザライン治療が医療費控除の対象になる条件

インビザライン治療を含む歯列矯正が医療費控除の対象になるかどうかは、治療の目的によって判断されます。単に見た目を良くするための「審美目的」の治療は、医療費控除の対象外となります。

一方で、以下のような医療上の理由がある場合は、医療費控除の対象となる可能性が高いです。

• 咬み合わせの改善が必要な場合
• 顎関節症の治療や予防のため
• 発音障害の改善を目的とする場合
• 歯周病予防のために歯並びを整える必要がある場合
• 顎の変形や機能障害の改善が必要な場合

これらの医療上の理由があることを、歯科医師の診断によって証明できることが重要です。オーラルビューティークリニッククラリス歯科・矯正歯科では、患者さんの状態に応じて適切な診断を行い、医療費控除の対象となる治療かどうかを判断しています。

インビザライン治療にかかる費用と医療費控除の計算方法

インビザライン治療の費用は、症状の程度や治療期間によって異なります。国分寺のオーラルビューティークリニッククラリス歯科・矯正歯科では、マウスピース矯正治療を提供しています。

では、実際に医療費控除を受けるとどれくらい税金が戻ってくるのでしょうか。医療費控除の計算方法を見ていきましょう。

医療費控除の計算方法

医療費控除の計算式は以下のとおりです。

医療費控除額 = その年に実際に支払った医療費の合計額 – 保険金などで補填される金額 – 10万円（所得が200万円未満の場合は所得の5%）

例えば、1年間のインビザライン治療費が50万円で、保険金などの補填がない場合、医療費控除額は「50万円 – 0円 – 10万円 = 40万円」となります。

この40万円が所得から控除されるため、実際に戻ってくる金額は、あなたの所得税率によって変わります。所得税率が10%の方なら、40万円×10% = 4万円が還付される計算になります。

インビザライン治療費以外にも合算できる医療費

医療費控除を最大限に活用するポイントは、インビザライン治療費だけでなく、1年間に支払ったすべての医療費を合算できることです。例えば、以下のような費用も合算可能です。

• 通院のための交通費（電車やバスなどの公共交通機関を利用した場合）
• 歯科治療の費用（虫歯治療、歯周病治療など）
• 医薬品の購入費（医師の処方箋に基づくもの）
• 健康診断や予防接種の費用
• 家族の医療費（生計を一にする家族の分も合算可能）

ただし、自家用車でのガソリン代や駐車場代、美容目的の治療費（ホワイトニングなど）は対象外となりますので注意が必要です。

医療費控除を申請するために必要な書類と手続き方法

医療費控除を受けるためには、確定申告が必要です。必要な書類と手続きの流れを詳しく見ていきましょう。

医療費控除に必要な書類

医療費控除の申請に必要な書類は以下のとおりです。

• 確定申告書（第一表・第二表）
• 医療費控除の明細書
• インビザライン治療の領収書（提出不要だが5年間保管が必要）
• マイナンバーカードまたは通知カードと本人確認書類
• 源泉徴収票（給与所得者の場合）
• 銀行口座の情報（還付金の振込先）

特に重要なのが「医療費控除の明細書」です。平成29年分の確定申告からは、この明細書の添付が必須となり、領収書の提出は不要になりました。ただし、税務署から求められた場合に提示できるよう、領収書は確定申告期限から5年間保管しておく必要があります。

医療費控除の申請手続きの流れ

医療費控除の申請手続きは、以下の流れで行います。

• 1年間（1月1日〜12月31日）に支払った医療費の領収書を集める
• 医療費控除の明細書を作成する
• 確定申告書に必要事項を記入する
• 確定申告書と医療費控除の明細書を税務署に提出する（e-Taxでの電子申告も可能）
• 審査後、還付金が指定口座に振り込まれる

確定申告の期間は、毎年2月16日から3月15日までです。ただし、還付申告（税金が戻ってくる申告）の場合は、この期間外でも申請可能です。また、医療費控除の申請は、支払った年の翌年から5年以内であれば遡って行うことができます。

オーラルビューティークリニッククラリス歯科・矯正歯科では、インビザライン治療を受ける患者さんに対して、医療費控除に関する基本的な情報提供も行っています。治療費の領収書はしっかりと保管し、確定申告の際に活用しましょう。

医療費控除の還付額を最大化するためのポイントをいくつか紹介します。

• 家族全員の医療費を合算する（生計を一にする家族の医療費も合算可能）
• 通院のための交通費も忘れずに計上する
• 市販薬は対象外だが、医師の処方箋に基づく薬は対象
• 医療費の支払いを年末に集中させる（合計が10万円を超えるように調整）
• 複数年にわたる治療の場合、支払いのタイミングを工夫する

特にインビザライン治療のような高額な治療は、支払いのタイミングを工夫することで、医療費控除の恩恵を最大限に受けられる可能性があります。例えば、年末に治療を開始して初期費用を支払い、翌年に残りの費用を支払うことで、2年連続で医療費控除を受けられるケースもあります。

インビザライン治療と医療費控除に関するよくある質問

インビザライン治療と医療費控除に関して、患者さんからよく寄せられる質問とその回答をまとめました。

Q&A：インビザライン治療と医療費控除

Q：インビザライン治療は必ず医療費控除の対象になりますか？

A：必ずしもすべてのインビザライン治療が医療費控除の対象になるわけではありません。治療の目的が医療上の理由（咬み合わせの改善、顎関節症の治療、発音障害の改善など）である場合は対象となりますが、純粋に審美目的（見た目をよくするだけ）の場合は対象外となります。治療前に歯科医師に医療目的の治療であることを確認しておくことが重要です。

Q：医療費控除の申請は自分でできますか？

A：はい、自分で申請できます。国税庁のホームページからe-Taxを利用した電子申告や、確定申告書の用紙をダウンロードして郵送での申請が可能です。また、税務署の窓口で直接申請することもできます。不安な場合は、税理士に相談するという方法もあります。

Q：インビザライン治療費を分割払いで支払った場合も医療費控除の対象になりますか？

A：はい、分割払いでも医療費控除の対象になります。ただし、医療費控除の対象となるのは実際に支払った年の医療費です。例えば、2025年に30万円、2026年に25万円支払った場合、それぞれの年の医療費として申告します。クレジットカードで支払った場合は、カード会社に支払った日ではなく、医療機関に支払った日（カードで決済した日）が基準となります。

Q：インビザライン治療中の定期検診や調整費用も医療費控除の対象になりますか？

A：はい、インビザライン治療の一環として行われる定期検診や調整費用も、医療目的の治療であれば医療費控除の対象になります。ただし、これらの費用が治療費に含まれているか、別途請求されるかは医院によって異なりますので、事前に確認しておくとよいでしょう。

医療費控除申請時の注意点

医療費控除を申請する際の注意点をいくつか紹介します。

• 領収書は必ず5年間保管する（税務署から提示を求められることがある）
• 医療費控除の明細書は正確に記入する
• 同じ年にふるさと納税をしている場合は、ふるさと納税の寄附金控除も忘れずに申告する
• 保険金で補填された金額は医療費から差し引く
• 生命保険の給付金や高額療養費制度で戻ってきた金額も差し引く

特に注意したいのは、ふるさと納税との関係です。医療費控除を受けるために確定申告をする場合、ワンストップ特例制度が適用されなくなります。そのため、ふるさと納税をしている方は、医療費控除とふるさと納税の両方を確定申告で申告する必要があります。

国分寺のオーラルビューティークリニッククラリス歯科・矯正歯科でのインビザライン治療

最後に、国分寺のオーラルビューティークリニッククラリス歯科・矯正歯科でのインビザライン治療について紹介します。

オーラルビューティークリニッククラリス歯科・矯正歯科の特徴

オーラルビューティークリニッククラリス歯科・矯正歯科は、JR西国分寺駅から徒歩2分という好立地に位置する歯科医院です。マウスピース矯正治療を専門とし、世界トップ1%の症例実績を持つ「インビザラインブラックダイヤモンドプロバイダー」認定を受けた私、引野が患者様全ての治療に当たっております。

クリニックの主な特徴は以下のとおりです。

• 世界上位1%のインビザラインブラックダイヤモンドプロバイダーの技術提供
• インビザライン年間症例401件以上の豊富な実績
• マウスピース矯正治療
• 完全個室での診療環境の提供
• 土日も15時まで診療可能な通いやすさ

特にインビザラインブラックダイヤモンドプロバイダーは国内でわずか10名しか認定を受けていない資格であり、豊富な症例実績に基づいた高品質な医療サービスを提供しています。

インビザライン治療の流れと医療費控除の相談

オーラルビューティークリニッククラリス歯科・矯正歯科でのインビザライン治療の流れは以下のとおりです。

• 初診カウンセリング（無料）：治療内容や費用の説明、医療費控除についても相談可能
• 精密検査：レントゲン撮影、口腔内スキャン、写真撮影など
• 治療計画の立案：3Dシミュレーションによる治療計画の説明
• マウスピース装着：オーダーメイドのマウスピース装着と使用方法の説明
• 定期的な通院：約2〜3ヶ月ごとの通院で治療の進捗確認
• 治療完了：治療目標達成後、保定装置の装着

クリニックでは、インビザライン治療に関する医療費控除についても相談に応じています。治療の目的や内容によって医療費控除の対象になるかどうかを確認し、適切なアドバイスを受けることができます。

また、治療費の支払いについては、現金やクレジットカードの他、医療ローンによる分割払いも可能です。医療ローンを利用した場合でも、実際に支払った年の医療費として医療費控除の対象になります。

まとめ：インビザライン治療と医療費控除を賢く活用しよう

インビザライン治療は、見た目にも配慮した現代的な矯正治療法として人気を集めています。しかし、治療費が高額になることが懸念点の一つです。そこで医療費控除を活用することで、実質的な負担を軽減できる可能性があります。

医療費控除の対象となるかどうかは、治療の目的が重要です。咬み合わせの改善や顎関節症の治療、発音障害の改善など、医療上の理由がある場合は対象となります。一方、純粋に審美目的の場合は対象外となります。

医療費控除を受けるためには、1年間の医療費が10万円を超えることが条件です。インビザライン治療費だけでなく、他の医療費や家族の医療費も合算できるため、積極的に活用したい制度といえます。

国分寺のオーラルビューティークリニッククラリス歯科・矯正歯科では、インビザラインブラックダイヤモンドプロバイダーの資格を持つ歯科医師による高品質な治療を、安心して受けることができます。医療費控除についても相談に応じているため、治療を検討している方は一度カウンセリングを受けてみることをおすすめします。

歯並びの改善は、見た目の美しさだけでなく、健康面でも大きなメリットがあります。医療費控除という制度を賢く活用して、理想の歯並びを手に入れましょう。

詳細な情報や無料カウンセリングについては、オーラルビューティークリニッククラリス歯科・矯正歯科の公式サイトをご確認ください。

著者情報

オーラルビューティークリニッククラリス歯科・矯正歯科院長　引野 貴之